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2017年度

国土交通省長期優良住宅化リフォーム推進事業
居住者のライフコースに対応する二世帯同居型住宅

 本計画の対象住戸は平成29年度長期優良住宅化リフォーム推進事業に採択されたことから、①空間構成、②DIY、③省エネルギー、④維持管理、⑤材料、の5項目を設定し、省エネルギー及び維持管理性能といった住宅性能の向上に資する改修設計を行った。

 本計画の対象住戸のある集合住宅は、昭和60年に竣工した住戸数が66戸の集合住宅である。59.85㎡の住戸に、80代の母親、40代の夫婦、小学1年生と幼稚園の息子2人の計5名が同居する二世帯同居型住宅の改修計画である。2世帯がプライバシーを確保し同居する空間構成が必要とされた。したがって、居住者という視点では、多世代の5名からなる居住者が自身のライフコースに応じて住宅を住みこなすことが可能となる空間構成を実現する改修設計をおこなった。具体的には、昼と夜に居間が入れ替わるように住戸の北と南に居間を配置し、廊下を2本設置することで回遊性を持たせた。将来母親が施設に入る場合や子供が成長する場合を考慮し、(I)5名が同居する住宅、(II)2名の息子と夫婦が同居する住宅、(III)夫婦の住宅、という全ての生活シナリオに対応できる設計することを試みた。