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2015年度
国土交通省長期優良住宅化リフォーム推進事業 

「30代単身女性のライフコースに対応する住宅」

(明石土建工業株式会社在籍時の担当作品)

住宅の長寿命化には、現在制度の整備が進む長期優良住宅などの住宅性能の向上、中古住宅の流通市場の拡大、に加えて、居住者が自身のライフコースに合わせて住みこなす空間構成が必要である。具体的にいえば、環境負荷の少ない設備の使用、スケルトンより短命である設備等インフィルの維持管理や容易な更新を可能にするとともに、居住者のライフスタイルの変化に対応できる空間の可変性が求められる。

対象住戸は、平成26年度長期優良住宅化リフォーム推進事業の評価基準型において採択され、省エネルギー、維持管理・更新に資する住宅性能向上リフォーム工事を行った。具体的には、住宅と居住者という二つの視点から住宅の長寿命化に資すると思われる①空間構成、②DIY、③省エネ、④維持管理、⑤材料、の5項目を設定し、改修設計を行った。

 改修設計では、施主である単独世帯の30代女性が今後SOHO住宅として利用する可能性、母と同居し介護する可能性、移住により住宅を賃貸経営し資産運用する可能性を考慮し、(I)一人暮らしのSOHO住宅、(II)要介護の母と娘が同居する介護用住宅、(III)3人用シェアハウスという全ての生活シナリオに対応できる空間構成を実現する設計を試みた。